「NMF」とは肌の角質層内に存在します。

水分を保持する働きをする天然保湿因子の事です。

Natural　Moisturizing　Factorの頭文字でNMFと呼ばれます。

このNMFは単一の成分を指すものではなく、人がもともと持っている保湿成分の事で、

アミノ酸やミネラルなど、水となじみがよく水分を抱え込む機能がある成分の総称です。

 

【NMFの役割】

NMFは、空気中の水分や真皮からの水分を吸湿して、肌に潤いを与える役割をしています。

逆にNMFがなければ、肌は水分を保つ事ができません。

どれだけこまめに水分を与えても潤いにくく、また常に乾燥した肌状態になってしまいます。

残念ながら年齢とともにNMFは減少していきます。

本来人の体は、肌を健やかに保つため、常に一定量のNMFを作っています。

肌細胞のタンパク質が変質し、アミノ酸類、乳酸、尿素、無機塩、塩類から作られます。

肌の生まれ変わりがスムーズに行われていれば、NMFも一定量あり、肌が常に潤った状態を保つ事ができ、健やかな肌状態を保てます。

しかし加齢や生活習慣の乱れなどで、肌の生まれ変わりが乱れてしまうと、本来なら垢として剥がれおちていくべき、古い角質が肌表面にたまり肌の機能を妨げる事もあります。

肌が乾燥しやすく、固くごわついた状態になってしまいます。

 

【NMFを減少させる原因】

NMFの生成が少なくなったとしても、肌表面に以前作られたNMFが残っていればいいのですが、洗浄力の強いメイク落としや洗浄料での「洗いすぎ」「擦る」などといった強い刺激や摩擦によって、肌からNMFが必要以上に奪われると、水分を保てない乾燥しやすい肌に傾いてしまいます。

 

CACのスキンケア製品には、本来健康な肌に含まれるNMFの元となるアミノ酸がバランスよく、たっぷり配合されています。

潤った肌は乾燥した肌と比べてアミノ酸が40％も多いというデータもあります。

乾燥しやすいこの季節、CACのローション類の上にさらに「CACエヴィデンスジェルプラス」や「CACメンブレンクリーミーローション」をつける事でお肌の潤いを更に長時間キープできます。是非お試しください。

https://www.cac-shop.jp/blog/cat199/nmf.html肌の潤いを左右するNMF（天然保湿因子）について